FreeCADで、3D-CADモデリングを始める

3D-CADは、コンピュータで、立体を表すデータを作成するアプリケーションです。工業製品など、きっちりとした値が必要なモデルを作成する場合に利用されます。

一方、3D-CGツールは、映像や画像を作成するために使用されます。見た目重視で、きっちりとした寸法は、要求されません。レンダリングや立体の表面の質感を表現するスキン、雲や水や髪の毛の表現など、映像を作成するための機能が用意されています。

目的に合ったツールを選択する必要があります。

3D-CADは、使用者に技能を要求するアプリケーションです。グラフィックソフトで画像を作成する場合、使用者に絵が描けるスキルを要求するように、3D-CADでモデリングする際も使用者に技能を要求します。

全く使えない状態から始めると、使いこなせるまでに時間がかかりますが、商業的に使用されている3D-CADは、どれもが高額です。使わなければ、使える用にならないため、使えるかどうかわからないアプリケーションを購入し、使えるようになるまで練習する必要があります。

そのため、無料で利用できる3D-CADがいくつか存在します。その中でも、商業的な利用が許可された3D-CADはごく一部です。使用するための練習は、無業版で行ってもらい、使えるようになったら製品板を購入してもらう仕組みです。

商業的な用途で使いたいが、3D-CADを使って得られる収益が少ない段階で、導入するのは難しいのが実際です。

そこで、有効なのは、商業的にも無料で利用できる3D-CADです。

3D-CADに「限らず、CADやグラフィックなど、画像に関するアプリケーションは、使用方法が難解です。

更に、FreeCADのようなフリーソフトでは、使い方に関する情報が殆ど無い場合があります。FreeCADは、比較的情報が多いと思いますが、十分ではありません。そして、その情報は、インターネット上に散在し、利用するために情報を集めるのにかなりの時間と労力を必要とします。

そのため、調べたこと、見つけたことをあとから探せるように整理ておくことが大切になります。

このサイトでは、FreeCADの使い方の情報について整理して紹介しています。ご活用下さい。

FreeCADは、オープンソースの3D-CADです。

商業的に利用されている製品と比較すると機能面で不十分です。そのため、少し複雑な形状になるとモデリングがかなり困難になります。

それを考慮しても、FreeCADは利用する状況によっては、かなり有効なアプリケーションです。

CADは、技能の一種なので、使わなければ使えません。基本的には、高価なソフトなので、使えなければ使う機会は訪れません。無料で利用できるCADは、技能の習得機会を与えてくれます。

3D-CADが直接収益を産まない用途、単に形状を確認したい場合、報告書用の画像を作成したい場合、商業利用に制限がないFreeCADは、有効なアプリケーションです。

しかし、FreeCADを3D-CADとして、製品として販売されている3D-CADと同じように使用しようとするとかなりの困難が予想されますのでお勧めしません。

業務で利用することを目指す場合は、GUI操作だけで行うのではなく、マクロ（スクリプト）機能を活用し、自分で、マクロ（スクリプト）を使って、必要な機能を開発するスタイルで運用する必要があると思います。

また、商品として販売する3Dモデルデータを使用する解析ツールなどの何らかのアプリケーションの3Dモデル作成ツールとして、紹介することもできます。