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ベクトルドロー・レベルゼロ

ジオメトリ(幾何学)とトポロジー(位相幾何学)

パワー・ユーザーの拠点

新規作成日 2015-07-29
最終更新日

公式ドキュメントの和訳

原文リンク

パワー・ユーザーの拠点(Power users hub)原文(外部サイト)

005 ジオメトリ(幾何学)とトポロジー(位相幾何学)

概要

FreeCADでは、図形情報であるジオメトリ(幾何学)と図形同士の相互の位置関係であるトポロジー(位相幾何学)の両方を定義して、形状を定義します。

それぞれの形状のオブジェクトを表すクラスは、ジオメトリは、基底クラスGeomから派生し、トポロジーは、Shapeから派生します。

参考サイト

トポロジとは(外部サイト)

図解されていてわかりやすいです。

位相幾何学(外部サイト)

ウキペディアの位相幾何学のページです。

Topological data scripting/jp(外部サイト)

公式ドキュメントの該当ページです。

ジオメトリ(Geometry, 幾何学)

形状(図形)を表す要素の事です。

ジオメトリーオブジェクトは、トポロジーオブジェクトを構成するための基本要素です:

  • Geom ジオメトリーオブジェクトの基底クラスです。
  • Line 始点と終点で定義された3次元の直線です。
  • Circle 中心と始点と終点で定義される円や円の断片です。

トポロジー(Topology, 位相幾何学)

「図形と図形の空間的な位置関係を管理するモデルまたは機能」のことを示します。 つまり、ベクトルの図形を表現するXとY座標(地理座標)の他に、ベクトル図形同士に、「接続関係・隣接関係・面認識」を定義したものです。

次の種類のトポロジーのデータが利用できます:

  • Compound 任意の種類のトポロジーオブジェクトのグループです。
  • Compsolid ソリッドの合成とは、フェイスで接続するソリッドの集合です。ワイヤとシェルの概念をソリッドへ拡張したものです。
  • Solid(ソリッド) シェルで区切られた空間です。3次元です。
  • Shell(シェル) エッジで接続しているフェイスの集合です。シェルは開閉できます。
  • Face(フェイス) 2次元では平面の一部分、3次元では表面の一部分です。形状は輪郭線で律則されています(切り取られています)。2次元です。
  • Wire(ワイヤ) 頂点で接続するエッジの集合です。エッジの接続に応じて、輪郭線は開閉します。
  • Edge(エッジ) 制約された曲線に対応する位相要素です。エッジは一般的に頂点によって律則されます。1次元です。
  • Vertex(頂点) 点に対応するトポロジーの要素です。0次元です。
  • Shape(シェイプ) 上記全ての一般的な総称です 。
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