新規作成日 2023-01-28
最終更新日

FreeCAD FEMワークベンチ

FreeCADには、FEMワークベンチが存在し、FreeCADでモデリングした形状を有限要素法を使って解析ができます。

参考

シミュレーションや数値解析と呼ばれる分野では、理論式を構築し、物性値を入力し計算した値が、実際に実験を行って取得した値を再現しているかを確認し、理論式を修正するという作業を繰り返し、解析精度と現実の物理現象の再現性を高めていくという手法がとられます。

FreeCADのFEMワークベンチでは、利用者が、自分で考えた、あるいは、文献で紹介された理論式を入力し、その計算結果と実際に実験を行って取得した値を再現しているかを確認するという目的で利用することは、難しそうです。それを行うには、ご自身で、ソースコードを理解し、コードを改変する必要がありそうです。

CalculiX

FreeCADのFEMワークベンチで使用されているソルバー(解析エンジン)は、CalculiXです。

CalculiXのホームページは、以下の場所に存在し、ソースコードもダウンロード可能です。

CalculiXのコミュニティグループもあります。

FreeCADで複合材料をFEM解析する方法

FreeCADのFEMアドオン

有限要素法の代表的な商用パッケージ

有限要素法を紹介するコンテンツ

有限要素法は、効率的に計算する方法を考える高等数学とコンピューターの計算アルゴリズム開発研究と、実際に活用するために、有限要素法で現実の物理現象の再現性を高めていく研究があります。

有限要素法について学びたい場合は、インターネット上にいくつかの資料が存在します。しかし、数学的な素養がないと理解することは困難です。