FreeCAD 0.17[11740]で、簡単な形状をモデリングする 037-04
簡単な形状を実際にモデリングして、FreeCADでモデリングする方法を学びましょう。
完成形状
最新機械製図 林洋次 p029
この形状は、以前「FreeCAD_0.16.5113_x64_dev」でもモデリングしています。FreeCADのバージョンの更新により不具合が解消されており、それにより、モデリングルートが変化していますので、今回、再度、モデリングしました。
モデリング
モデリングに使用したFreeCADのバージョン: FreeCAD 0.17.11740
新しいドキュメントを新規作成します。
ワークベンチを「Part Design」に変更します。
0.17の途中から、「Part Design」では、「ボディ」と「パーツ」の概念が導入されています。「ボディ」と「パーツ」のそれぞれが何を示しているのかはわかりません。
スケッチを作成します。
モデルツリーでは、ボディが作成され、その中に原点が作成されます。
ビューの向きを変更します。
スケッチ平面を指定します。FreeCADでは、xz平面が正面になるためxy平面を指定します。
スケッチを作成します。
押し出しを選択します。
24押し出します。
面を選択し、スケッチを作成します。
「外部形状にリンクするエッジを作成」を選択します。
スケッチで使用する稜線を選択します。
スケッチします。
ポケットを選択します。
タイプに「面まで」を選択し、面を指定して削除する距離を指定します。
面を選択してスケッチを追加します。
スケッチします。
ポケットを選択します。
貫通で穴を開けます。
フィレットを追加します。
半径を5に指定します。
フィレットを追加します。
半径に12を指定します。
FreeCAD 0.17[11740]では、複数の形状で構成されていと、Part Designのミラーが使えません。その為、「Part」ワークベンチに移動します。
「Part」のミラーを選択します。
ミラーの対象として「Body」を選択し、鏡像面に、「XZ平面」を指定します。
完成です。
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